会務報告

第33回KYOのあけぼのフェスティバル2021

月 日:令和3年11月6日(土)
時 間:9:30~12:30
場 所:京都テルサ

内 容
 第33回KYOのあけぼのフェスティバル2021は、「未来へつなぐ私たちの京都 #SDGs」をテーマに開催されました。今年もコロナの感染予防対策がとられた中での規模を縮小したイベントとなりました。
 主催者代表の西脇隆俊京都府知事より、「今後も男女共同参画の社会実現への推進に向けて努力していく」とご挨拶がありました。続いて、実行委員会17団体の紹介と実行委員を代表して田中田鶴子実行委員長よりご挨拶がありました。
 京都府あけぼの賞は、男女共同参画による豊かな地域社会の創造に向けて、女性の一層の能力発揮を図るため、各分野での功績の著しい女性やグループを顕彰するもので、今年度の受賞者6名と1団体が紹介されました。当日お越しいただいた受賞者の方々には西脇隆俊京都府知事より表彰状と副賞の「あけぼの花章亀甲櫃」が授与されました。
 引き続き、認定NPO法人テラ・ルネッサンス創設者・理事・事務局長 鬼丸昌也氏(オンライン参加)と、同法人 啓発事業部 講演企画・支援連携担当 栗田佳典氏に「支援の現場で学んだ、ひと・チーム・世界の変え方~持続可能な開発目標(SDGs)を使って、私たちの暮らしと世界をより良くするために~」と題してご講演がありました。鬼丸昌也氏が立ち上げた団体は、主に紛争地域で被害を受けた方の支援をされており、今回は「子ども兵」をテーマにお話しいただきました。現在も30万人ぐらいの子ども兵が世界に存在している背景や、内戦でありながら周辺の国、先進国が係わることにより長期化している現状と、そこには大量の鉱物資源などの取得権が複雑に絡んでいることも知りました。私たち自身が使う製品にも目を向け自分たちが何をできるかを考えることがエシカル消費の第一歩でありSDGsにつながるとお話がありました。鬼丸昌也氏が「人はいつからでも今からでも社会を変えられる。SDGsは自分が変化することである」と言われたことが非常に印象的でした。

【参加者:16名(うち事務局1名)】