会務報告

第32回KYOのあけぼのフェスティバル2020

月 日:令和2年11月21日(土)
場 所:京都テルサ

内 容
 第32回 KYOのあけぼのフェスティバル2020は、「健康で、希望あふれる京都へ~今私たちができること~」をテーマに、開催されました。今年はコロナ禍での開催ということで参加人数を大幅に制限し、会場入り口ではサーモグラフィーカメラによる検温、ソーシャルディスタンスに配慮した着席など様々な感染予防対策がとられたイベントとなりました。例年行なわれていたワークショップやあけぼのバザールなどの催しは中止になりましたが、展示スペースでは「観光(もうひとつの京都エリア)」「ワールドマスターゲームス」「WITHコロナ~著名な方々のメッセージ~」「男女共同参画の推進」、4つのテーマでパネル展示や映像を流し、来場者にアピールしました。
 式典では西脇隆俊京都府知事から「医療従事者および関係者への感謝、そして京都府民の協力をお願いし、健康で心豊かな京都になるよう希望する」とご挨拶がありました。そして田中田鶴子実行委員長からは「ウイズコロナ時代において皆様が各々の地域、職場で活躍できれば嬉しく思います」とのお話がありました。その後京都府あけぼの賞の表彰式が行われ、受賞された5個人の紹介のあと、西脇隆俊京都府知事から表彰状と副賞の「あけぼの花章亀甲櫃」が授与されました。
 引続き今年4月に京都府立大学学長に就任された 塚本康浩氏に「ダチョウに魅せられて」と題してご講演いただきました。長年にわたり鳥類の免疫学や感染症を研究され、中でもダチョウの卵から抽出した抗体を用いて独自の感染症対策に取り組まれてきた経験をダチョウに蹴られて怪我をしてしまったエピソードを織り交ぜながら楽しくお話しいただきました。講演はオンラインでも同時配信され、WITHコロナ時代に沿った情報の発信方法となり参加できなかった皆様にも安心・安全に拝聴していただけることが出来ました。

【参加者:6名(うち事務局1名)】