会務報告

第29回KYOのあけぼのフェスティバル2017

月 日:平成29年10月21日(土)
時 間:10:00~15:00
場 所:京都テルサ
概 要
オープニング、式典、活動事例発表、女性活躍シンポジウム、あけぼのバザール、ワークショップ

内 容
 第29回KYOのあけぼのフェスティバル1027は~共生の文化 たがいに支え合い未来につなぐ~をテーマに府下18団体による実行委員会により「人々自然と共生し男女がお互い支え合う共生の文化」を目指して開催されました。
立命館大学混声合唱団メディックスの「笑顔」をテーマに『上を向いて歩こう』他3曲を披露された後、参加者全員が笑顔で温かい心となり幕を開けました。
冒頭、山田知事、田中田鶴子実行委員長から「男女共生の社会、ウィメンズベース一周年を迎え益々の活躍を期待します。」とご挨拶がありました。
 京都府あけぼの賞の表彰式では、本会会員である有馬えり子さんを含む4個人1団体の紹介が行われ、山田京都府知事から表彰状と副賞の「あけぼの花章 亀甲櫃」が授与されました。
 女性活躍による地域創生取り組み企画として「若草プロジェクトの活動」という様々な境遇に苦しむ少女、若い女性を支援する活動の発表や報告があり、地域の大人の関わりがいかに大切かを痛感する内容でした。
シンポジウムでは「女性の活躍は京都創生の鍵」~京都ウィメンズベース 開設1周年を振り返って~と題し、女性会直前会長の中西たえ子京都ウィメンズベースセンター長、山田知事、リーダーシップ111より3名の計5名が「女性活躍推進の時代がやってまいりました。」と話され私たちも元気づけられた時間となりました。
 午後からは「海外研修KYOあけぼのの会」の「森林資源で循環型の地方創生を目指して未来につなぐ」と題するワークショップが開かれました。田中田鶴子会長のあいさつに続き、「岡山真庭市に学ぶ」の映像発表では地元産木材の活用やCLT工場などの地域の先進事業を「真庭バイオマス女子」の案内で研究発表がありました。
その後の講演では「豊かな暮らし」と題し、株式会社Hibana代表取締役の松田直子氏による地域資源を利用した循環系の社会を作るため森林バイオマスの普及、啓発活動の講演が行われました。「木の文化を大切にするまち京都」を目指している中で、脱石油運動と「木質パレット」を活用した「火のある暮らし」の提案が、自然エネルギー利用となることや、京都の森林を守るのは個々の責任にあるという事を再認識する機会となりました。
最後に岡野路子副会長から「目的を持った仲間と交流を持ち研究していますこの会にぜひ皆様のご参加をお願いたします」と締めの挨拶がありました。
 他には、「本音で話し合う男性限定ワールドカフェ」が開催され「女性活躍 男性が応援します」をテーマに京都産業大学伊藤公雄教授と日本青年会議所の子育て中パパ職員の対談、大学生を含む幅広い年代の男性との交流があり、楽しい意見交換となりました。