会務報告

第27回近畿商工会議所女性会連合会総会 洲本大会

月 日:平成27年5月21日(木)
場 所:洲本市文化体育館、ホテルニューアワジ
時 間:13:00〜

内 容
 「花と食の宝島 洲本in淡路島」というキャッチフレーズのもと、洲本大会が開催されました。池上淳子 連合会会長より「2府5県より57女性会全てが参加」との報告がなされ、尾﨑公子 連合会名誉会長より、「私たち会員は時代や世相も思いも違ったよき友や家族となり、生涯現役の心構えで自立・自律をモットーに歩んでいきましょう」と挨拶されました。続いて井戸敏三 兵庫県知事、濱田育孝 洲本市副市長、木下紘一洲本商工会議所会頭より祝辞が披露され、山崎登美子 全国商工会議所女性会連合会会長からの御祝のメッセージが届けられました。総会議事は、平成26年度事業報告ならびに収支決算、平成27年度事業計画案ならびに収支予算案とも原案通り承認され、次回開催地である橋本商工会議所女性会からは、紀州犬をモチーフにした元気いっぱいのマスコット「きいちゃん」と一緒にPRの踊りが元気に披露されました。
 講演会は、近藤文化・外交研究所代表(前文化庁長官)近藤誠一氏より「地方の活性化と世界遺産」と題して行われました。「何故これからは地方の時代なのか?地方は、人々が自然と一体になって固有性をもちつつ連携し文化芸術分野で力を発揮できる妥当なサイズだからであり、世界においても、地方は文化芸術の創造都市として発展してきた成功例は多くあります。」と紹介され、また、「日本の富士山世界遺産登録は、日本人が改めて日本の価値を再認識し再評価し自信と誇りを取り戻し、普遍的な価値体系を世界に広めた上で大変有益でした。今後日本は、文化芸術や自然が持つ様々な力を国民一人一人が認識し、活用できるシステムの構築や独自の伝統を生かした『創造都市』がネットワークで結ばれることが大切であり、その様な取り組みが地方の活性化を可能にするでしょう。」と講演されました。
 講演会後、七尾商工会議所女性会木下会長、金沢商工会議所女性会宮川会長より全国大会開催のご挨拶がありました。その後懇親会場のホテルニューアワジに移り「淡路だんじり振興会」による力強いだんじり唄で開宴しました。素晴らしい淡路島の料理に舌鼓を打ちながら、各近畿商工会議所女性会連合会の会員が活発に親交を深め、女性コーラス「ベル・フォーレ」の美しい歌声を堪能し、「花は咲く」や「故郷」は全員で合唱して大変和やかな雰囲気で閉幕いたしました。