第26回 KYOのあけぼのフェスティバル2014
月 日:平成26年11月8日(土)
場 所:京都テルサ
内 容:
第26回KYOのあけぼのフェスティバル2014は、〜私から未来へ発信! 次世代へつなぐ 明日の京都〜をテーマに、府下18団体による実行委員会により「男女共同参画社会の実現」にむけて開催されました。オープニングの京都明徳高等学校 ダンス部による[We’ll progress to the next step! ] の力強くエネルギッシュなダンスに、参加者全員が引き込まれ会場がひとつになりました。平成26年度京都府あけぼの賞の表彰式では、受賞された3個人1団体のプロフィールがスライドで紹介され、山田京都府知事から表彰状と副賞の「あけぼの花章亀甲櫃」が授与されました。
引続き「女性の活躍の場の拡大とワーク・ライフ・バランス」と題して、中央大学大学院戦略経営研究科教授、佐藤博樹さまよりご講演いただきました。ダイバーシティ・マネジメントの基本は「適材・適所」であり、従来の人材活用の考え方と同じであること、ただし「適材」の人物像の見直しが必要であり、両立を支援する制度よりも「時間的制約」を前提とした業務管理や働き方への改革が重要である等、わかりやすくご説明いただき、理解を深めることができました。
午後からは、海外研修KYOのあけぼの会と本女性会の共催で、★生涯学び続けるために・チャレンジするために★をテーマにワークショップを開催しました。田中田鶴子会長の挨拶の後、同志社大学政策学部 大学院総合政策研究科教授 関根千佳さまより、「華麗学への招待〜いくいつまでもカラフルに〜」と題し、ご講演いただきました。住み慣れた町で年をとって行くAging in Place の考え方を実践している世界の取り組みの実際をご紹介いただき、年齢を重ねても元気に生き生きと生活し勉学にも勤しんでおられる様子に感動しました。
引続き「世界遺産を目指す祈りの島 五島列島」の映像発表があり、参加した本女性会メンバーもナレーションを担当しました。美しい自然に囲まれた列島は、古くは遣唐使船の寄港地であり、近世にはキリスト教信者への弾圧迫害があり、信仰が自由になった明治以降に建てられた教会が50余。今、長崎の教会群の世界遺産登録に向け島をあげて取り組み、過疎化・高齢化のすすむ中で女性たちが、「椿」などの特産品づくりや観光にも力を入れ「暮らせる島づくり」にチャレンジしている様子を、美しい映像とともに報告していただきました。